キックとは?
本日はキックのお話し
毎日レッスンしていて不思議に思うのがキックの指導で
ほとんどのコーチが膝を伸ばしてと教えている事*1
それもどの子に対しても同じ事を言っている。
膝が伸びきった状態でキックは打てませんけどと心の中でつぶやいている私。
私はと言うと隣のコースで膝を曲げてと言っているのです。
股関節が固く動かない子(人)に膝を伸ばしてと言うと身体が揺れて泳げないです。
キックの練習では、腰掛キックが最初の基本で
自分で足を確認できるのでお勧めです。
腰掛キックはプールサイドぎりぎりに座り、手は腰の横に置き(泳ぎに近い状態)
股関節から柔らかく上下に動かす。
最初は大きくその後水の中で柔らかく動かす。
白い泡ではなく、温泉に入ったときのボワンとした持ち上がるキックが理想です。
膝が伸びきっているとこれはできません。
幼児のキックの練習では特に足の甲でキックを打つ感覚を養ってほしいので膝を曲げさしてます。
最初に伸ばしたキックをさせると力が抜けずに進まないのです。
キックの練習は腰掛キック、壁キック、板キック、グライドキックと色々ありますが
基本は固定した練習から水の中の不安定な練習で
例えば板キックができないと壁キックや腰掛キックに戻るを繰り返します。
股関節が動いて、鞭がしなるようなキックが理想です。
キックに力が入ると上半身の力も抜けずにしんどい泳ぎを繰り返すだけです。
身体は連動しているのでキックに力が入りすぎていると上半身にも力が入りすぎて抜けません。
少しでも楽に気持ちよく泳いで欲しいと思います。
個人レッスンをやっています。
是非ご覧ください
泳げるのがうれしくて | どんなカナヅチも1週間で必ず泳げます。
*1:+_+